妊娠線予防 : 福島先生のアドバイス


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ここでちょっと、「母と子の外来」で診療されている福島幸江先生にお話を伺ってみました。

「妊娠線は皮膚が急激に引き伸ばされ、皮膚の繊維が切れてしまうことでできます。なので、妊娠線を予防する第一の方法は、急激に大きくならないことです。徐々に皮膚が引き伸ばされる場合は妊娠線にはなりにくいようです。つわりが治まって、食欲も出てくる妊娠後半が要注意です。急激に体重が増えないように、そして運動不足にならないように気をつける必要があります。妊婦さんでも一日3時間ほど歩くように勧めています。歩くことは大変良い運動だと思います。蹲踞(そんきょ)の姿勢で床の拭き掃除もお勧めします。食事は昔ながらの日本のお食事をよくかんで腹8分目でやめれば太らず、安産にもつながります。
 もう一つ妊娠線を予防する方法は、皮膚を軟らかくよく伸びる状態に保つことです。皮膚の保湿作用、軟化作用のあるヒアルロン酸やスクワラン、アロマオイルなどを使ったり、マッサージオイルでマッサージしたりしてみるとよいでしょう。」

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【妊娠線って何?】
1. 妊娠線ができるしくみ
  妊娠線のしくみ皮膚は表皮、真皮、皮下組織から成り立っています。妊娠して腹部が大きくなると表皮は伸びますが真皮や皮下組織の一部は弾力性がないため亀裂が生じ、赤紫色の線状班(妊娠線)が現れます。これは結合組織の張力が大きすぎるため「脂肪、太りすぎ、妊娠中の組織の伸張」が原因で弾性素とコラーゲン繊維の亀裂がおきる状態になります。特に妊娠線が痛むことはありませんが、かゆくなることがあるので強くかきこわしてしまわないようにしましょう。
 また下腹部、乳房、太もも、臀部などの脂肪つきやすい部分にも妊娠線は現れます。1本の線幅2〜3mmで、長さ5cm程度で、触ると周囲の皮膚よりへこんでいます。妊娠線は産後、赤紫色の妊娠線が薄くなり白色に変わっていきますが、光にあたるとテカリがでたり、産前のお肌に戻ることありません。
2. 妊娠線ができる時期とタイプ
  妊娠初期以降、またはつわりが終り急激に体重が増加する頃に出始める傾向があり、少し見えにくい下腹部あたりに出始めます。
 またこの時期は乳房や太ももにも妊娠線(赤い線)が出てくることがあります。乳房にできる妊娠線は乳輪を中心に放射線状に現れやすく、太ももも同じく放射線状になります。皮下脂肪などが厚いと皮下組織の弾力性がなくなるので妊娠線が出やすく、また小柄でお腹が突き出やすい人、双胎の場合、経産婦にも出やすいといわれています。
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