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おもちゃを選ぶとき
稲垣祐子


子どもはおもちゃが大好き。 でも小さい子どもはおもちゃを口に持っていくことが多いもの。 新聞、テレビで環境ホルモンやダイオキシンについての報道が されているので心配なお母さんも多いでしょう。 安全に楽しく遊ぶためのおもちゃ選びのポイントを考えてみました。 50人のお母さんに「おもちゃ」を選ぶときに表示や素材について どんなふうに考えているのか、アンケートに協力して頂きました。
   


1.購入する際におもちゃの素材が気になるという人は42人。
その理由の主なものは、
    ・ おもちゃを口に入れることが多く、安全性が不安。
    ・ 環境ホルモンが気になる。
    ・ 廃棄の際にダイオキシンが出ないか気になる。

など、体への安全性についてと環境に関するものでした。

2.おもちゃの素材について表示が行われるようになってきたことを
  知っていたのは30人。
3.おもちゃのパッケージにある注意表示を読む人は40人。
子どもに注意事項を読み聞かせるという人もありました。
4.注意表示についてどう思うかを尋ねたところ(複数回答)
字が小さい     30人
項目が多すぎる   20人

子どもでも分かり易いように簡潔にしてほしいという意見も。




◎パッケージなどの表示をよく読みましょう。

ここには、材質表示、対象年齢、STマーク、注意表示、PL絵表示、メーカーの連絡先が
明記されています。

 
・材質表示… (社)日本玩具協会が、業界の自主ルールとして作成した「合成樹脂等素材名の表示方法ガイドライン」によって、平成12年4月からは、3歳未満の子どもを対象とするおもちゃに「素材の表示」が強化されました。例えば、人形の素材表示?塩化ビニール樹脂(フタル酸エステルは含まない)のように記されます。中には塩化ビニール樹脂を「PVC」などと略号で表示していてわかりにくいこともあります。年齢を問わず、全てのおもちゃにわかりやすくきちんと表示するメーカーもありますが、業界の自主ルールなので、メーカー によって違いがあり、徹底されていません。
・対象年齢… 発達上適した年齢と安全性を考慮した年齢のことです。誤飲や耳、鼻に入れるという事故を防ぐためにも年齢表示の確認をしましょう。
・STマーク… (社)日本玩具協会が定めたST基準に基づいて、合格商品につけられるマーク。バーコード部分にはおもちゃの様々な情報が入っています。
・注意表示… 安全に遊ぶために「守らなければならないこと」が書かれています。たとえば「小さな部品があります。口の中には絶対入れないで下さい。」などです。
・PL絵記号… 平成7年に(社)日本玩具協会が作成したもので、子どもにもわかるように「絵」で注意する事柄を伝えています。




◎まとめ

できるだけ体に安全で、廃棄のときに有害物質を出さない環境にやさしいものを
選ぶと良いという観点からパッケージに明記されている表示をチェックしましょう。
遊ぶ前には子どもといっしょに注意表示等を確認するとよいでしょう。
また、疑問や不明点がある場合は販売店やメーカーの相談室へ尋ねてみましょう。




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