| 【子育てグッズ研究会】表紙 |
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| 子供を自転車の前や後ろに乗せてガニ股でフーフーこいでいるお母さん「ママチャ
リ」の横を颯爽と走り抜けていく「ママさんドライバー」。車の中にはママと子供が1人、2人。雨にも風にも関係なく子供を車に乗せてどこにでも快適に行けるので、このママさんドライバーは、街のあちこちで見かけられるようになりました。
普段はお母さんが車を運転して子供を買い物に、送り迎えに、病院に・・・・・と走り回り、休みの日はお父さんかお母さんがハンドルを握って楽しい一家そろってのドライブ・・・・というパターンが多いようです。
「チャイルドシート」に乗せられている子供もいるけれど、ほとんどは「同乗している大人が抱っこやおんぶ」「何もせず車の中で野放し」ということが多いようです。この状態で、もし事故が起きたらどうなるでしょうか。 「厚生省人口動態統計」によれば、子供の死亡原因はなんと「自動車事故」。時速40kmから急ブレーキをかけられた場合、何もしないで後部座席に座っている子供は頭から飛ぶという感じで、のけぞり頭を強打し、座席から転げ落ち、助手席の大人に抱っこされている子供は、大人の腕の中から飛び出し、これもまた頭を強打するという実験結果が報告されています。 これが実際の事故だったらどれだけ悲惨なことになるかは想像に難くありません。このような危険から子供を守り、大人のシートベルトと同じような役割を果たすのが「チャイルドシート」なのです。
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| Q1 | シートベルトの着用は義務づけられているけど、チャイルドシートは義務づ けられていないのだから、別に使わなくてもいいんじゃないの? |
| 日本では確かに子供の車の乗車に関する規則はありませんが、それは日本が安全に
関しての後進国であることの証明でもあります。海外では、これに関し規則を設け
る国が少なくないと言うことです。特に車大国のアメリカではすべての州がチャイ
ルドシートの使用を義務づけています。
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| Q2 | 大人のシートベルトではだめなの? |
実際に試してみるとよくわかりますが、乳幼児の場合、シートベルトがちょうど首 のあたりにあたるような形になり、万が一の時、首が締まったり切れたりと非常に 危険になるため、シートベルトを大人と同じように使うことはできません。 |
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| Q3 | チャイルドシートにはどのような種類のものがあるの? |
| もっとも長い期間つかうものとして(大体生後4ヶ月から4歳ぐらいまで)、車の
シートにシートベルトで取り付け、子供の身体を全体的にガードする形のシートタ
イプのものが基本です。(一般にチャイルドシートと呼ばれるものはこれを指しま
す。)生後間もない時(0ヶ月から8ヶ月くらい)に使用するものとしては、赤ち
ゃんを寝かせておける「ベッドタイプ」のものがあります。また、子供が成長して
しまったときには、子供が座る部分をサポートして、大人のシートベルトをフィッ
トするような形で締めて固定する「シートタイプ」があります。
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| Q4 | 製造・販売会社はどのようなところなの? |
| 代表的なところとして、アップリカ葛西・コンビ・タカタ・芦森工業・カーメイト・
ブリジストンFVSなどがあります。また、輸入車販売会社でも海外メーカのチャ
イルドシートを独自に販売しているところもあります。(例えば、ヤナセはドイツ
のレーマー社のチャイルドシートを取り扱っています。)
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| Q5 | 値段はどのくらいするの? |
安いものでは1万円前後から、高いものでは4〜5万円近いものもありますが、大
体3万円前後というところが多いようです。(これはメーカ希望小売価格です。)
最近はディスカウント価格で買い物をするのが常識(?)になっていますから、い
くつかの店で比較して納得のいくものを納得のいく価格で買いましょう。ディスカ
ウント幅はやはり新製品では小さく、モデルが古くなるほど大きくなります。
ただ し、チャイルドシートは「大切な子供の命を守るもの」ということをお忘れなく。 いくら価格が手ごろでも機能的にちょっと疑問があるものは避けるべきでしょう。 |
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| Q6 | どのようなものを選べばよいの? |
| まずは店に行って自分の目で実際にみて、さわってみましょう。いろいろなメーカ
のいろいろな機種があって何がなんだかわからないままに、店の人の言うなりで決
めてしまった、ということにならないよう、チェックポイントをあげますので参考
にするとよいでしょう。
<チェックポイント> ■認定マークがついているかを確かめる。JIS(日本工業規格)マークととも に、運輸省認定マークがついているか。 ■ 肩ベルトやバックルは装着しやすいか。また、子供が簡単に抜け出せないよう になっているか。 ■肩ベルトは子どもの首から肩のあたりにあたるものなので、パッドなどによっ て子供への負担を少なくするように工夫されているか。 ■ 肩ベルトの位置が調整できるか。 ■ 取り付ける車種に合うか。車種によりシートの幅・座席の高さなどが異なるの で、必ず確認したいもの。また、シートベルトが3点式かそうでないかで取り 付けられるか否かが決まる場合もあるので、これも確認しておきたい。 ■ 安全性はよいか。チャイルドシートはシートベルトで固定するが、ぐらつきは どうか。 ■ シートの感触はどうか。子供が座りやすいか。 ■カバーは着脱しやすいか。縫製はしっかりしているか。カバーは子供の身体が 触れるので、汚れやすいもの。はずして洗えるものが便利。 ■ 詳しくわかりやすい取扱説明書がついているか。特に緊急時の処置の仕方、危
険防止の方法などが、きちんとわかりやすく書かれているかチェック。
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| Q7 | レンタルやリサイクルはできないの? |
| 子育て期は何かと出費がかさむもの。チャイルドシートが必要なのはわかるけど、
現実的に予算が……ということも多いですね。そんな時にはレンタルやリサイクル
を活用するのも一つの方法です。ベビー用品のレンタルができるところなら大体チ
ャイルドシートのレンタルも取り扱っています。
ただ4〜5ヶ月頃から4歳ぐらい まで、チャイルドシートをレンタルするとしたら、レンタル料もかなりの額になり ます。また、実際に商品をチェックできないので車種に合うかなどカタログで慎重 にチェックすることが必要です。生後間もなくから4〜5ヶ月頃まで使う「ベッド タイプ」のものはレンタルの方がお得のようです。 また、リサイクルでお古をいただくあるいは格安で手に入れる場合ですが、ながく使いこんであるものの場合肩ベルトがすり切れていたりする場合があります。また、一回でも衝突などの衝撃を受けたものは、どこかに必ずダメージを受けていますから、こういうものは避けるべきでしょう。また、取扱説明書がなくなっている場合も多いのが困る点です。 レンタルやリサイクルを活用する場合は、新しく購入するとき以上に厳しくチェックして下さい。また、SGマークはついていても有効期限は切れている可能性は高いと思われます。
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| Q8 | 使用時に特に注意することは? |
子供を事故から守るチャイルドシート。しかし、きちんと固定していないとその効
果はありません。シートベルトでしっかり固定できているか、ぐらつきはないか、
停車しているときだけでなく、走行時にも時々チェックしましょう。
また、万が一 の場合に備えて、普段から同乗する大人全員が処置の仕方や危険防止の方法などを 取扱説明書を読んで知っておくことが大切です。けがなどで苦しそうな子供を一刻 も早くチャイルドシートからはずし処置をすることで、被害を拡大せずにすむこと も考えられますから。 |
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| Q9 | 子供がシートをいやがるのだけれど…… |
確かに子供にとっては、チャイルドシートにくくりつけられるよりも、お父さんや
お母さんの膝に抱っこの方がよいでしょう。しかし、万が一の時、命を守るためな
のですから「車に乗るときはここに座るもの」と習慣づけたいもの。
首がすわれば チャイルドシートに乗せることができます。(チャイルドシートはかなりの角度ま でリクライニングできます。)早くから習慣づければ子供は慣れていやがらなくな るようです。あまり嫌がるときにはチャイルドシートに取り付けられるおもちゃな どもありますから、それらを活用してみるのも良いのではないでしょうか。 |
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| Q10 | チャイルドシートに乗せていると、子供が暑苦しそう。背中は汗だく になるし、まぶしがるし、どうしたらよいのかしら? |
| チャイルドシートでがっちりガードされているので、車内の温度が上がると、大人
が感じる以上に、子供は暑いようです。背中の汗とり対策としては、背もたれの所
にタオルをあてたりすると良いようです。
シートの形にカットされたタオル地の汗 とり(くまやうさぎの形でかわいいもの)などはベビー用品店や通信販売などで手 に入れることができます。 また、日光が直接当たって子供が眩しがるときは、ウィ ンドーにサンシェードをつけたり、チャイルドシートに直接つけるサンバイザーな どもあるので、利用してみると良いでしょう。これもベビー用品店や通信販売など で手に入れることができます。 |
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| Q11 | チャイルドシートのバックルでやけどをしたという話を聞いたのだけれど…… |
| バックルは金属製なので、直射日光にさらされると表面温度が100℃近くなるこ
とがあり、それが皮膚にあたるとやけどをする危険性があるわけです。真夏などは
タダでさえ車内の温度が上がっているわけですから、要注意。
日陰に駐車できない ときはタオルなどをかぶせておく、サンシェードをきちんとする、バックルを差し 込んでおく、等の方法でバックルが熱くなるのを防ぎましょう。さらに、子供を乗 せる前には必ず確認を!! 大切な子供の「命を守る」ためのチャイルドシート、まずはその必要性をしっかりと確
認して、その上でよりよいものを厳しい目で選びたいものです。「安全」は決してタダ
ではないのですから。
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